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ボツリヌストキシンA注射

ボツリヌストキシンAは交感神経の活動を抑える作用があるため、注入した部位の汗の分泌量を減らし、臭いを軽減させることができるのです。
人間の皮膚にはアポクリン汗腺、エクリン汗腺と呼ぶ2つの汗腺があります。 エクリン汗腺から出る汗はほとんどが水分でさらさらしています。
アポクリン汗腺には脂肪分、たんぱく質が多く含まれているため、細菌により分解される臭いを発生します。
つまりエクリン汗腺からの汗が多いと多汗症、アポクリン汗腺からの汗が多いとわきがとなります。
しかし、多汗症の人にはわきがが多いですし区別は難しいです。
メスを使わないわきが・多汗症の治療として、ボツリヌストキシンAを汗のかきやすい部位に注射する方法があります。
施術時間も短く、細い針での注射ですので傷跡も残らず、安全な治療法です。
ボツリヌストキシンAの効果は6ヶ月前後続きます。
持続期間や効果は、個人差があります。